お花の正しい扱い方。佐世保のお花屋さんフラワーショップきむら

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お花の正しい扱い方

水揚げのいろいろな方法

花屋さんから買って持ち帰る間にお花の切り口が乾燥し、水を吸い上げる力が弱っています。
そこで必要になるのが水揚げ。お花を少しでも長く楽しみたいならぜひ実践してみてください。

水切り

バケツなどの器にたっぷりの水を入れ、その中で茎を切ります。水の中で切るのは水揚げの邪魔となる空気に触れさせないためです。切り口はなるべく断面積を広く取るように斜めに切ります。最も一般的な方法です。

湯揚げ

水切りだけで水が揚がりにくいお花は、お湯を使う湯揚げが効果的です。まず水切りをして先端2~3cmほどを煮立ったお湯に20秒ほど入れ、その後に冷水で冷やします。また、お花や葉が乾燥しないように上の方は、紙などでくるんで保護しておきましょう。

燃焼法

アジサイやクチナシなど木質化している水揚げしにくいお花に有効です。ガスの火などの強い火で短時間に切り口が炭のように黒くなるまで焼きます。黒くなったら水につけて冷やしましょう。また、お花や葉が乾燥しないように上の方は、紙などでくるんで保護しておきましょう。

薬品を使う

市販の切り花延命材の利用も効果的です。花持ちが良くなったり、水替えの必要がなくなるものもあります。

お花を美しく保つポイント

水は毎日替える

切り花の寿命は、水の中のバクテリア菌に左右されます。水は毎日こまめに替えましょう。
その際、根元を少しずつ切ることも大事です。夏場は気温も高く、バクテリアが繁殖しやすいので気をつけましょう。

花瓶の水は多めに

植物は、吸い上げた水を葉から発散させています。また、水自体も蒸発していきます。水不足を起こさないようたっぷりと水を入れておきましょう。

低温の場所を選ぶ

花を長持ちさせたいなら、なるべく気温の低いところに置きましょう。
温度の高いところは、水も腐りやすく、またお花や葉からも水が奪われやすいため、しおれたり、曲がったりします。ただし、熱帯性植物は気温の低いところには置かないように。

乾燥する場所は避ける

乾燥する場所もお花は苦手です。エアコンの吹き出し口のそばは、厳禁。エアコンの風がお花を乾燥させてしまいます。
また一日1回は、茎や葉に霧吹きなどで水を吹きかけると良いでしょう。

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